指を9本失ってもなお挑戦を続けた登山家の栗城史多さんが亡くなられたというニュースが最近ありました。
僕はこの方のことをまったく知りませんでしたが、よく見ると同い年だったので興味が湧きました。
エベレストに8度も登頂にチャレンジしていた方だったんですね。
近年、最高齢登頂で話題になった三浦雄一郎さんや、日本人最年少登頂者となった南谷真鈴さんが登頂したのは同じエベレストでも、一般的な「ノーマルルート」です。
一方で栗城さんは、はるかに難しい北壁を登路に選び、ノーマルルートから登るほとんどの登山者が利用する酸素ボンベも使わず、しかもたったひとりで登るという。
同じエベレストといえど、この両者は難易度において、「雲泥」という言葉では足りないほどの差があるのです。
北壁の無酸素単独登頂は、世界中の強力登山家が腕を競ってきた長いエベレスト登山の歴史のなかで、まだだれも成し遂げていませんでした。
このようなことに対して、「無謀だ」「やめるべきだ」「命を粗末にするな」などの考え方もあるのかもしれませんが、それでも僕は「彼は彼がやるべきと思ったこと、やりたいと思ったことに前向きに考え、素直に向き合っていた」のだと思っています。
逆に彼が周りに「やるな」と言われてやめてしまったとします。確かに彼自身は生き続けるでしょう。しかし彼の思いとか情熱というのは押し殺され続けてしまいます。
僕は命をなげうってまで何かに挑戦するというところまでの価値観は持っていませんが、彼はやりたいこと・やるべきことを見つけて、最後まで挑戦し続けたというところで他の人とは違うとても濃い人生を歩んだんだと思います。
あなたも「命を掛けろ!」とまでは言いませんが、やりたいと思うこと・やるべきことについては素直に向き合って挑戦してみましょう。
さて今回は「あなたを太らせる本当の原因は何か?」についてお話をしていきます。僕たちを肥満にさせる原因は一般的に「カロリー」と思われがちですが、それは違います。ではなんなのでしょうか?
あなたを太らせる真犯人は「炭水化物」と「砂糖」だ!
太る原因というのはカロリーなどではなく、あなたの体に届けられる「情報」によります。
そして、「太る」という「情報」を体に届けるのは、脂質ではなく、炭水化物(米や小麦、芋類に多く含まれます)や砂糖といった糖質の食べ物です。
油のカロリーは数値こそ高いですが、それだけで体に「太る」という情報が届けられることはありません。
ではなぜ、炭水化物や砂糖の場合は「太る」情報となってしまうのでしょうか?
炭水化物や砂糖は、糖質の中でも特に、グルコース(ブドウ糖)に変わりやすい性質、つまり「情報」を持っています。
炭水化物や砂糖は体内に入ると、すぐにグルコースに変わり、一気にインスリンを分泌させます。そうした「情報」をあなたの体の細胞に与えるということです。するとグルコースの運搬役であるインスリンが動き出し、グルコースを細胞に届けようとします。
しかしながら細胞が受け取れるグルコースの量には限界があります。多くのインスリンがグルコースを持ったまま、血液の中をウロウロすることになるのです・・・これが高血糖の状態。
困ったインスリンはグルコースを脂肪細胞に届けます。そして、脂肪細胞がグルコースの最終地点となるのです。
脂肪細胞はグルコースを脂肪酸に変え、体脂肪として蓄積します。これを脂質の燃料タンクと言います。
脂質の燃料タンク(=体脂肪)の中には、グルコースから脂肪酸に変わった燃料と、脂質から脂肪酸に変わった燃料が、ともに「脂肪酸」という燃料として、一緒に保管されています。
脂質が脂肪酸という燃料に変わるまでは、糖質と違い少し複雑なプロセスを経るので、脂質由来の脂肪酸というのは実はそれほど大量にはできません。しかも、脂質から脂肪酸という燃料に変わるには、必ず炭水化物や糖質という「添加物」が必要なのです。
つまり脂質を取っただけでは、脂肪酸にはなりません。体脂肪として蓄えられることにはならないのです。脂質が脂肪酸という燃料になって、タンク(=体脂肪)に蓄えられるには、必ず炭水化物(糖質)が必要なのです。
炭水化物や砂糖などの糖質はすぐにグルコースになって、余ると体脂肪として蓄えられます。だから太るのです。でも脂質は炭水化物がないと、体脂肪になりません。
糖質から作られるグルコース由来の燃料=脂肪酸は、僕たちが糖質を大量に摂る生活を送っているため、潤沢に供給され続けどんどん溜まっていくのです。
このため僕たちの体が、脂質タンクの燃料をどんどん使う脂肪燃焼状態になっていれば、体脂肪がたまり続けるということはありません。
しかし残念ながら、僕たちの体は糖質燃焼状態であり、糖質の燃料タンクからせっせと燃料を消費しています。その間、脂質タンクの燃料は一向に使われないばかりか、インスリンがグルコースをどんどん運んでくるので、「タンク=体脂肪」は大きくなるのです。
高カロリーの食べ物を食べるから太るというわけではなく、炭水化物や砂糖という、体の中ですぐにグルコースに変わり、行き場がなくなって体脂肪となる材料を取り込むから肥満になります。
間違っていた政府基準
アメリカの農務省が国民に対する指針となる「フードガイドピラミッド」というものを作っています。「この割合で栄養を摂れば、健康になりますよ」という目安の数値目標です。
これによると、全栄養素中、糖質は60%摂るのが理想となっています。そしてタンパク質はほどほどに、脂質は少なくという指導なのです。
多くのアメリカ人がその基準に従って食生活を送っていますが、結果はご存知の通り、肥満人口の割合が大幅に増えてしまったのが、アメリカの現状です。
それでも国が糖質を中心とする「フードガイドピラミッド」を改めないのは、政府に対して食品業界が多額のお金を出しているからでしょう。
炭水化物など糖質の食品は、安く作ることが可能で、マージンが高いです。その上依存性・中毒性があるので、食べれば食べるほど依存していき、そういった食品はどんどん売れていきます。
その結果、多くの人たちが糖質中心の食生活の犠牲になっているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたを太らせる原因は「カロリー」でも「脂肪」でもなく、「炭水化物」「糖質」です!
一般的な日本人の食生活は、主食である炭水化物中心の食事になっているので、今から食事の見直しを行い炭水化物を減らす努力をしていきましょう!
まだ慌てるような時間じゃない、今日も落ち着いて一本行きましょう。
ではまた。
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