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ダイエットでカロリー制限はするな!糖質制限は医学で証明されています

投稿日:2018年1月4日 更新日:

こんにちはダイエットコンサルタント@環 大介です。

今回はカロリー制限と糖質制限について説明していきます。
僕は常に「カロリー制限ダイエット」は失敗するので止めるべきで、「糖質制限ダイエット」をしていきましょう。ということを推奨しています。

では「カロリー制限」がどのようにいけなくて、「糖質制限」がなぜいいのかについて説明していきます。

カロリー制限の限界

実際にダイエットをしようとしてカロリー制限をずっと続けられると言う人はまずいません。現実の臨床の世界では、「あなたは糖質制限をしなさい」「あなたは脂質制限をしなさい」「あなたはカロリー制限をしなさい」とやってもらったところ、糖質制限がもっとも治療成績がいいことがわかっています。

実際に食事制限をやってもらうようにして、守れなかった人も含めてその全てを比較するやり方は、インテンション・トゥ・トゥリート解析と言います。一方ちゃんと守れた人の例だけを集めて比較する方法は、パープロトコル解析と呼んでいます。実際の現場ではインテンション・トゥ・トゥリートの結果のほうが信頼性が高いのは当然です。実際に続けられた人を限定したパープロトコルのデータは「やれない人がいると言う現実を無視」した、嘘のデータです。

インテンション・トゥ・トゥリート解析では、糖質制限の食事療法の治療効果は他の食事療法に負けたことがないのです。

エビデンスレベル

僕たちにはあまりにききなれない、「エビデンス」と言う、情報を判断する上での基準について説明していきます。
医学の分野でエビデンスとは、一つの治療法が病気や症状に対して、効果があるかどうかを示す証拠や裏付けをさします。そしてそのエビデンスと言われるのにもレベルがありレベル1が一番上でレベル4が一番下となります。(エビデンスレベルはもっと細かく区切られていたり、レベル4以下もあるがここでは1〜4で説明します。)

エビデンスレベルはそこで見られた相関関係がどれほど強く因果関係を示しているかの確率の高さで決まっていて、一番高いレベル1は無作為比較試験と言うものになる。

エビデンスレベル1:無作為比較試験

無作為比較試験は研究対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には研究しようとしている治療を行い、もう片方には異なる治療を行い、一定期間後に治療効果などを比較して、介入の効果を検証する方法です。双方に行う治療法の違い以外の要素・条件はすべげ同じにすることで、その治療法の効果のみが評価されます。

エビデンスレベル2:観察研究

これは、病気を発症する原因に近づいた集団と近づいていない集団、それぞれを一定期間追跡し、病気の発症率を比較するもの。これは無作為比較試験と比べると信頼性は落ちるが、10年20年と長いスパンで観察することができる方法です。

エビデンスレベル3:症例対照研究

これは「ある患者にはこうゆう現象がありました。その現象は健康な人とはこう言う点で違う」と言う比較研究です。これだと、病気の原因と推測されるものと、発症の因果関係まではつかむことができません。しかし、1型糖尿病の遺伝子などを調べる場合はこの方法しかないです。

エビデンスレベル4:症例報告

これは「臨床現場ではこんな症例がありました」と言う、単純な報告です。例えば薬の副作用などは、症例報告から明らかになってくるわけです。その症状は、もしかしたら偶然別の要因で起こっているかもしれず、正確には不明なのですが、まず報告しておくことは大事と言うレベル。

エビデンスレベルの違いがわからない医者

エビデンスレベルという概念は、1991年にカナダの臨床疫学者のゴードン・ガイアットという人物が提唱した「科学的根拠に基づく医療」のなかで示されたものです。このため、1980年代までに医者になった人たちは、医者になってから初めてエビデンスレベルという概念に触れています。

研修医であれば多くの情報を取り込もうと必死で勉強しますが、すでに専門医レベルになると、自分の専門領域の研究に時間を使ってしまい、エビデンスレベルの概念を十分に学べていない可能性があります。

症例報告は研究報告よりも格が低いというということは一目瞭然ですが、無作為比較試験と観察研究のレベルの違いがわからず、エビデンスレベル1の研究結果が出ているのに、2でまた戦えると思っている医者も少なくありません。

だから今だに糖質が必要だという記事が出回ったりします。

糖質制限のエビデンスレベル

糖質制限はエビデンスレベル1という一番高いレベルの無作為比較試験を行った結果、はっきりとした効果が確認できたという報告がいくつも出てきて、結果的に間違いなくいいものだろうということになりました。エビデンスレベル1の無作為比較試験による結果だから、レベル2の観察研究の結果を否定することができるのです。

特に日本人の場合は、糖質制限の方がいいということは、エビデンスレベル1の証拠が揃った上に、レベル2の観察研究においても糖質摂取の少ない群で死亡率が低いと報告されていて、もう決して動かない事実と考えていいです。

上にも書きましたが今だに時々「糖質制限が危険で、糖質が必要」と言う人が出てきたり、記事が出たりしますが、その方は正しい情報を知らないか読み方が間違っていると言うことになります。

摂取カロリーと消費カロリー

カロリー制限ダイエットは、摂取カロリーと消費カロリーが完全に独立した値であるという前提があります。

例えば、財布に5000円が入っていて、3000円の洋服を買えば残りは2000円になります。
仮に6000円の服が欲しかったとしても、突然財布の中身が6000円に増えることなんてないですし、店員さんがこちらの財布の中身が5000円だと分かった途端、3000円の洋服の値段を5000円に値上げするようなこともありません。

財布の中のお金も、洋服の価格も完全に独立していて、相互作用することのない値ですが摂取カロリーと消費カロリーにおいては、これとは異なります。

摂取カロリーが増えれば消費カロリーも増え、消費カロリーが増えれば食欲として摂取カロリーを増やそうと働きかけます。

高脂肪食でも増えないのは、エネルギー源である脂肪が増えたために体が基礎代謝を上げて消費カロリーを増やすためです。

レプチンの機能

高脂肪食を食べ続けても太らないのは、レプチンが正常に機能するからと言うこともあります。

レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンの一つで、食欲を抑制しエネルギー代謝を活性化させる機能があります。

エネルギー代謝を抑制し脂肪を蓄積させるインスリンとは本質的には相反する働きをします。

問題となるのは、インスリンが持続的に分泌され続ける場合です。

なぜならインスリンはレプチンを阻害しているのではないかと考えられているからです。

インスリンが持続的に分泌され脂肪の蓄積が進むと、本来であればエネルギー代謝を促そうとしてレプチンも分泌され続けます。しかし、インスリンの影響でレプチンの本来の機能が阻害されると、レプチンレベルはさらに高くなります。レプチンが持続的に高い状態が続くと、レプチン抵抗性(レプチンの効きが悪くなる)が出現してしまいます。

高炭水化物食で体重が増えるのは、持続的にインスリンレベルが高い状態が続いたために、レプチンの機能が弱められたこと(あるいは抵抗性が出現したこと)によって、蓄積される脂肪の方が多くなってしまったことが原因です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カロリー制限ダイエットには多くの問題があり、一方糖質制限ダイエットが医学的にもエビデンスレベルとして証明された方法だと言うことを説明していきました。

炭水化物(糖質)を取り続けるとどんどん脂肪を蓄え、肥満につながり高脂肪を取り続けることで痩せていくと言うことがお分かりいただけたのではないかと思います。

ぜひ正しい知識を得て、ダイエットをしていきましょう。


まだ慌てるような時間じゃない、今日も落ち着いて一本行きましょう。
ではまた。


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環 大介
 

 

 

名前:ダイエットコンサル@環 大介
(たまき だいすけ)
年齢:35歳
身長:179cm
体重:73kg(30歳頃は95kg
体脂肪率:14.5%(目標10%台)
→13.5%(2017/8/31)

物心ついたときから肥満児であり、 30歳までデブを貫き通す。多くの 書籍やネットを漁り、 自分流の食事/運動術を開発。この経験を活かしダイエットコンサルタントとして、有用な情報を皆さんに発信できればと思っています。自己紹介…

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