今回はダイエット食材の一つでもある「大根」について説明していきます。
一時期テレビでも話題に上っていましたが、ほんとに効くのでしょうか?気になるところですよね。
Contents
大根ダイエット
大根ダイエットは、食事前に100g~300gの生の大根おろしを食べるだけのダイエット法になります。
このダイエットは日本の酵素について第一人者である鶴見隆史先生が提唱しているもので、酵素を消化するのではなく吸収してより良く使っていくことを言っています。
大根おろしの効果
代謝促進、脂肪をつきにくくする
生の大根は辛み成分である「イソチオシアネート」が脂肪をつきにくくするだけではなく、代謝を促進し脂肪燃焼効果が期待できます。
このイソチオシアネートは、大根をおろすことによって生成される成分のため、必ず大根おろしで食べてください。
この辛味成分がなかなかきついかもしれません。ただきついからと言って、火を入れたり時間を置いたりしないでください。辛みは抑えられますが同時にこの効果も減っていきます。辛かったら食べる量を最低限の100gにしてみましょう。
デトックス効果
生の大根には、排出も効率よく行うための食物繊維も多く含まれます。
また、生の大根に含まれる「アミラーゼ」がでんぷんや糖質の分解を助けてくれるため、よりデトックス効果が期待できます。
注意する点
「生」大根であること
必ず大根は「生」の状態で食べてください。野菜に含まれる酵素が全部そうですが、含まれている酵素が熱によって減ってしまいます。そうなると、期待した効果は得られません。
大根おろしにすること
これは上でも書きましたが、代謝促進に大事な成分イソチオシアネートが生成されるのが大根が降ろされた時からです。必ず大根はおろしたものを食べてください。
食べる量にも注意
食べる量は1日100g~300gです。これは効き目と辛み成分に耐えれるかどうか、あと1日の摂取糖質量も考えて調整してください。
100gの炭水化物量が4.1gとそこそこ多いです。糖質制限時(1日20gの時など)には控えることも考えたほうがいいでしょう。
大根おろしは作り置きしない
大根おろしを作るのが面倒で、作り置きしておきたい気持ちはわかります。しかし大根おろしの酸化は早いです。酸化が進んでしまうと効果が減ってしまうので、食べるときに包丁を入れるようにするといいでしょう。
これだけで痩せると過信はしない
ここまで説明してきて言うのもなんですが、これだけで痩せると思わないでください。食前に大根おろしを食べたからあとは何でも食べて良い、と言うわけではありません。
私が今までの投稿で説明している、サラダから始まる食事順ダイエットが最も効果的痩せられ、そして生活習慣として定着させられる方法です。
これに追加して大根おろしを取り入れるのであれば、さらに効果が期待できます。
何であれ「~を食べるだけ」というダイエットはそれだけでは痩せないし自分に定着しないと考えてください。一つの方法として取り入れるようにしましょう。
今回の一言
「あまり熟慮しすぎるものは、大したことをできない」
F・シラー(ドイツの詩人)
今まで私は「多くの情報を集め、自分なりに答えを出して、それを信じ切って取り組むようにしてください」と言ってきました。
ここで大事なのは情報を集めた後、多少考えて答えを出すことはいいのですが、そこから考えすぎて実行できない人も多くいます。
正直インターネットの世界は同じ方法でも、「良い」と言ったり「悪い」と言ったりしているため右往左往しがちになってしまいます。
まず実行です。実行しながら考える方がより精度の高い答えが出ます。そもそもあなたの身体にとって何が合うかはあなた自身からしかわかりません。考えるではなくやってみましょう!
まだ慌てるような時間じゃない、今日も落ち着いて一本行きましょう。
ではまた。
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