あなたは鶏肉はよく食べられますか?日本人はどちらかというと「鶏むね肉」より「鶏もも肉」のほうが好きな傾向があるそうです。逆に欧米人は「鶏むね肉」を多く食べます。
さてその「鶏むね肉」、多くの健康効果が確認されており価格も安いことからコストパフォーマンス最強だということがわかってきました。
ではその効果は何でしょうか?
低脂肪・低カロリー・高たんぱくと3拍子揃った鶏むね肉。ダイエット中や筋トレした後にも摂っておきたいですよね。
そして価格も他の牛・豚と比べても安いですし、鶏の中でも堂々のハイコストパフォーマンス部位となっています。
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鶏むね肉に含まれる「イミダゾールペプチド」って?
鶏むね肉に多く含まれていることがわかった「イミダゾールペプチド」ですが、活性酸素を抑える抗酸化作用や疲労の予防・回復に有効な成分です。つまりあなたの疲れを抑制し、アンチエイジング効果で若返ることができるということです。
渡り鳥が2週間も休むことなく羽を動かしながら飛び続ける理由がここにあると言われています。
2006年に「疲労の数値化」ができるようになり、イミダゾールペプチドと疲労の関係についての研究が進められてきました。
大阪市立大学の研究チームの実験の結果、イミダゾールペプチドは抗疲労効果があることが発表されました。この実験は被験者にイミダゾールペプチドど4週間毎日摂取した後、4時間の自転車をこいで肉体疲労の負荷をかけたそうです。
この結果イミダゾールペプチドを摂った被験者と摂っていない被験者で比較すると、負荷実験中でも若干の疲労度に効果があったのももちろんですが、負荷実験後4時間後は摂取したほうが半分程度、20時間後はほぼ疲労感がない。ということがわかったのです。
この成分は1日に200mg~400mg程度を定期的に摂ると良いとされており、鶏むね肉100gに200mg程度含まれるため1日に1食程度取り入れるといいと言えるでしょう。
健康効果のある他の成分
他にも健康に効果的な成分がたくさん含まれています。
例えばビタミンB群。サプリメントの回でもご紹介しましたが、エネルギー代謝を促すためダイエット中にももってこいの成分です。(特にビタミンB6, ナイアシンが多く含まれています)
お肌をきれいにしたりや粘膜を守り風邪から強い身体にしてくれるビタミンAもあります。
鶏むね肉調理法
鶏むね肉のレシピは「クックパッド」などで多くありますが、最も基本的な部分で「サラダチキン」的なものを作る方法をご紹介します。
家で鶏むね肉を調理しようとするとどうしても「パサパサ感」が不快ですよね?
そのパサパサ感を抑える方法があるのです。
下ごしらえ
ここが一番大事です。以下のように下ごしらえをしてください。
- 鶏むね肉にフォークで全体に穴をあける
好き嫌いもありますが皮を剥がしたかったら剥がしてください。
私は基本皮も食べるようにしています。 - 塩を溶かした水に漬けこむ
塩分濃度:肉の重さの1%~2%程度 - 1時間から1晩程度寝かせる
塩水につけておくことで塩が肉の繊維に入って、肉の保水力がアップし食感がジューシーになります。他のしょうゆなどでも代用が効きますが、ここでは基本の塩水でやっています。
加熱方法
鶏むね肉は過熱しすぎると「パサパサ感」が出てしまいます。ここでは2種類の方法を説明します。
電子レンジを使った方法
短時間調理に電子レンジを使った方法が簡単でいいです。
- 下ごしらえをしたお肉をふんわりめにラップをかけて4分
- ひっくり返してふんわりラップをかけて1分
これで出来上がりです。1の時間は鶏の厚みによって調整してください。
ゆでる方法
ゆでる方法もそこまで面倒ではないのでやってみてください。
- 鍋でお湯を沸騰させる
- 火を止める
- 肉を入れる
- 12~16分ほど放置
これで出来上がりです。そんなに面倒ではないですよね?
まとめ
イミダゾールペプチドに始まる健康効果。
鶏むね肉の知られざるポテンシャルが確認できたのではないでしょうか?
あなたの食卓にも定期的に取り入れてみましょう。
今回の一言
「今から一年もたてば私の現在の悩みなど、
およそくだらないものに見えるだろう」
サミュエル・ジョンソン(イギリスの作家)
これは成功した後はその通りだと思います。一年後のあなたは痩せていてハイパフォーマンスになっているでしょうか?
そうなっていれば今の悩みは「笑い話」程度になっていると思います。
逆に痩せていなかった場合は「現在の悩み」は「未来の悩み」にもなってしまいます。行動し成功させることで1年後「笑い話」にしてしまいましょう。
まだ慌てるような時間じゃない、今日も落ち着いて一本行きましょう。
ではまた。
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